Posted on 2023年6月6日 by makeadifferenceforkids
学校の卒業や定年退職、婚約記念など、さまざまな人生の場面で贈られるのが記念品です。昔は、置時計に名前などを彫ったものが主流でしたが、現在では名入れ技術の発達によって、ミニタオルやボトル、エコバッグなどの商品が使われることも増えてきています。愛犬の画像などを取り入れたペット記念品も次第に人気になってきています。
学校を卒業する時に、学校やPTAから卒業生に対して記念品を贈ることがよくあるようです。過去には、大人になってから役立つように、印鑑などの品がよく選ばれていました。現在では、名入れの技術などが進歩したため、さまざまな品が選ばれるようになってきています。また、学校の創立何周年記念などの時にも、生徒たちに記念の品物が贈られることがあります。社会人になっても、見れば当時のことを思い出して懐かしい思いに浸れる品です。
⇒学校や保育園・企業などからもらえる記念品とは?
定年退職をする会社の同僚に対して、社員一同から記念の品が贈られることもあるでしょう。金額は、大体一万円ぐらいであることが多いのではないでしょうか。実は、色彩が美しくてボリュームのある花束もよく一緒に贈られています。退職する場合の品は、名前や日付が入った置時計などが一般的です。会社の建物の写真が刷り込まれていたり、トラック運転手の仕事をしていた人なら、長年乗っていた車種の画像が入っていることもあります。また、会社の創立何周年という節日に何か記念品が贈られることもあります。
⇒職場で退職記念品がもらえることもある
男性から女性に贈る愛の証としては、エンゲージリングと呼ばれる指輪をプレゼントするのが一般的です。ドラマなどでも、よく彼氏が愛する恋人に婚約指輪を渡しています。本当は、彼女からも愛する人に何か記念になる品物を贈るのが昔からの風習です。たとえば、一生使えるブランド品の腕時計などを愛する男性に贈ることもあります。実は、女性側にも何か記念に品物を贈られるなら、実用的なブランド腕時計がいいという人が増えてきているのだそうです。
⇒婚約記念品はお互いに心を込めた贈り物にしよう
最近では、愛犬や愛猫たちと一緒に過ごした証として、ペットと暮らした日々を記念するための品を作成する飼い主さんも出てきました。たとえば、2月22日の「猫の日」や11月1日の「犬の日」に記念品を作る人もいます。愛するペットが亡くなった時にも、生前の姿を彫り込んだクリスタルの置物などを作成する場合があります。動物の生命は、どうしても人間に比べると短いですので、死別してしまってもいつも一緒にいられるようにという願いを込めて、いつまでも飾っておける記念のオブジェを作るのでしょう。
⇒ペット記念品は心に残る思い出の品として作成される
数え年で61歳になった時には、還暦祝いを贈るという風習が日本にはあります。昔は、60歳以上生きると長寿であるという感じが世の中にありました。今では、その年齢ではまだ年寄りではないでしょう。寿命が長くなったため、まだまだ若いというイメージがあります。この還暦を祝う記念品の金額は、大体一万円~三万円ぐらいの間であることが多いようです。また、食事会を開いたり、温泉旅行をプレゼントするなどして、還暦のお祝いにすることもよくあります。
恋人やペットへの愛情の証として、記念品が作られることもあります。定番のものからちょっと変わったもの、工夫されたものなど、さまざまなタイプの商品が記念の品として確立されているようです。では、どのような品が人気があるのかなど、ここではいろいろとお伝えしていきます。
⇒還暦を祝う記念品も喜ばれる工夫をして贈ろう
記念品を贈る際には、あまり高いものを選んでしまうと受け取る相手が恐縮してしまいます。
贈る相手に気を遣わせてしまってはいけませんから、記念品とは高級品を贈る場ではなく、何か記念になるものを贈る場である事を間違えてはいけません。
しかし記念品の金額に関しては、記念品の用途によって大きく変わってくると言えるでしょう。
⇒記念品を渡す食事会や結納とは
記念品の用途によって金額の相場が変わってくるのは、当然の事です。
例えばイベントの来場記念品の場合は、たくさんの人が来場してくれた事に対して感謝を気持ちを伝える記念品です。
来場者数はイベントによって大きく異なると思いますが、大きなイベントであれば、1万人とかそれ以上の記念品を用意する事になります。イベントにも予算があり、記念品にだけお金を使うわけにはいきませんから、記念品は単価が安くイベントのアピールとなるようなものを選びましょう。
例えばイベントの名前が記入されているクリアファイルやボールペンなど文房具なら、どの世代の人にも実用性があり喜んでくれるでしょう。また子供には風船を配布する事で、風船がイベントの宣伝効果をもたらしてくれます。
エコバックなどを記念品として用意したら、エコに力を入れているイベントだというアピールにもつながるかもしれません。
つまり不特定多数に贈られるイベント記念品は、単価が安く実用性を重視したものが選ばれる可能性が高いと言えます。
対して、何か賞を受賞し、その副賞として記念品を贈る場合はどうでしょうか?
この場合は、その賞の内容にもよりますが、基本的には高額で価値があるものが副賞とされます。
受賞する事自体がすごい事ですし、受賞者も1〜3位と記念品を贈る人数も少ないからです。
賞に関する記念品に関しては、高くないものを選ぼうという趣旨からは外し、例外と考えた方がいいでしょう。
⇒記念品の用途と種類について
また記念品に関しては、用途によって相場は異なるとさきほど説明しました。
しかしそれだけではなく、贈る相手と受け取る相手との関係性によっても相場は変わってきます。
どういう事かというと、退職記念品を、会社の総務部が退職者に贈る場合は、勤続年数が40年以上も働いてくれた社員に対する慰労の気持ちもあるでしょう。なので多少金額を高く性能のいい高級な腕時計などを記念品に選ぶ場合もあるでしょう。
ですが会社の経費となるため、最近は景気があまりよくないため少しでも経費削減をしたいという企業も増えてきています。
そういう企業にしてみると、お金のかかる記念品の贈呈などは今後なくして行こうという傾向になっていくかもしれません。
⇒記念品とマナーについて
また直属の上司として長年お世話になった部下が、退職記念品を贈る場合は1〜3万円程度が相場です。
ただし、個人で支払うには、金額的にちょっと厳しく、あまり少額だと失礼にあたると考える場合は1人ではなく、部下が複数人でお金を出し合って購入するといいでしょう。
同期から先に退職するメンバーに対して贈る場合には、5000円〜1万円程度が相場になります。
もっとも相場とは、あくまでも目安にすぎません。
新人の頃からすごくお世話になり、今もこうしてこの会社で働き続ける事ができたのは〇〇上司のおかげだと恩人のように思っている。
そんな人が退職する時に、感謝の気持ちを伝えたい場合は、大切な事は金額ではありませんよね。
相手が何を喜んでくれるかで商品を選ぶ事が大切です。
⇒記念品の返礼品について
お金をかけなくても部署のメンバー全員で撮った写真と、寄せ書きの色紙をプレゼントしたり、社員旅行やイベントなどの写真を手作りでアルバムにまとめるなど、気持ちを込めた贈り物は、きっと心に響き喜んでくれる事でしょう。
いざ結婚するとなると、それぞれの両親とのご挨拶が必要です。結納や顔合わせ食事会では、お金の受け渡しや記念品の交換などを行います。交換し合う記念品は大切な思い出となりますので、相手に喜ばれる品物を贈りたいものです。今回は、男性と女性に分けてそれぞれ好まれる結婚記念品を見ていきましょう。
⇒結婚記念品について
結納という儀式の中で、交換する品物のことです。最近は顔合わせといって食事会だけを行うケースも多く、その際にもそれぞれが記念となるものを渡し合います。
普段から身につけやすいものや、一生使うことができるものを贈ると喜ばれます。また迷われている方は、デザインや機能の種類が豊富なものから選ぶと相手の好みに合った記念品を見つけやすくなります。
煌びやかなものや日常的に使えるものが記念品としてベストです。
⇒結納金や記念品の費用はどのぐらいが良いのか
結婚の象徴である指輪は、やはりとても喜ばれます。夫婦である証を身につけたい女性は多いものです。またデザインなども相手の好みに合わせることで、より喜んでもらえるでしょう。
⇒女性が喜ぶ結婚記念品3選
職場でもつけられるという点が働く女性にも支持されており、最近では腕時計が欲しいという方も増えてきています。
ピアスやネックレスなども人気です。キラキラしたものに女性は憧れを持っていますので、大切な記念品として贈ることでさらに喜ばれます。相手の好きなブランドやデザインのものをプレゼントしましょう。
⇒最近では、結婚記念品をなしにすることもある
毎日の仕事で使えるものや、身につけている時間が長いものを選ぶと喜ばれます。
日常生活でも大活躍してくれる時計は、ずっと使うことができるためとても人気です。値段や機能、デザイン、色などの種類がたくさんありますので相手の好きなものを見つけやすいのもメリットです。
仕事やパーティーなど着る機会が多いため贈ると喜ばれます。いつも購入しているスーツではなく、記念品ですので少し特別なものをセレクトすると良いでしょう。
普段からネクタイを使う男性にとっては、嬉しいプレゼントです。ネクタイやカフスボタンと一緒に贈るのも良いでしょう。
⇒男性が喜ぶ結婚記念品4選
男性から渡す品物の金額は、約40万円程が平均となっています。女性はお返しという形で記念品を贈りますが、パートナーからいただいた品物の半分程の値段を目安にしましょう。
記念品を購入しないで、違う使い方をすることもある
結婚するとなると、挙式にかかる費用や新生活に向けての費用、旅行などにたくさんのお金が必要です。予算を考えたときに、記念品を購入するお金を別のことにまわすという形式を選ぶ人も増えてきています。ただしこの場合は、お互いのご両親にも理由を説明して理解してもらうことが大切です。
⇒記念品の選び方
これから親族としてより良い関係を築いていくためには、打ち解け合うことが大事です。一緒に食事をすることでお互いの家族のいろいろな一面を知ることができ、ご両親も安心して2人の結婚をお祝いすることができます。結婚後は、それぞれの家族と接する機会が増えるため、仲を深めるために大事な会にしたいものです。良い雰囲気の会にするためにも、喜ばれる記念品をプレゼントするのはとても大切になります。
◆関連サイト
記念品オンライン https://www.kinenhinonline.com/