人生の中で記念品をもらう機会もあるでしょう。
そして記念品をもらった場合に、返礼品が必要となる場合があります。
記念品でお祝いをしてもらった、感謝の気持ちとして贈る返礼品について紹介したいと思います。
返礼品について
まず返礼品は必要なく、礼状だけで構わないのは、昇進や栄転祝い、災害見舞や選別をもらった場合です。
またお返しは不要なのは、子供に関するお祝いごとです。
入学祝いや卒業祝いなど、お祝いをもらってお返しするというよりも、相手の子供が入学や卒業をした際に祝うという形になっています。
それ以外の記念品やお祝いに関しては、受け取った場合はお返しするのが一般的です。
お返しの金額の目安は、慶事の場合は目上の方の場合は半額程度で、目下の方の場合は同額のものを選びます。
弔事の場合は、3分の1〜半額程度が目安となります。
お祝いよりも高いものをお返ししてしまうと、贈った相手が気を遣ってしまい、逆に失礼にあたるので注意しましょう。
香典返し
香典に関してはお返し不要となっていますが、お返しをする遺族の方が多い傾向があります。
従来は、忌明けにお返しするのが一般的でしたが、最近は即日返しとして通夜や告別式の式場で渡します。
香典返しは半返しが基本です。
記念品は記念に残るものを選びますが、香典返しに関しては、弔事なので、長く残らないものを選びます。
例えば、お茶やのりなどの食料品や、石鹸、タオルなどの消耗品が使い勝手がよく、喜ばれるでしょう。
のしの表書きは「志」「満中陰志」と薄墨で記入して下さい。
ただし、香典返しは前もって準備出来るものではありません。
通夜やお葬式の準備でバタバタし、香典返しを選んでいる時間がないというケースも多いでしょう。
そのため専門の業者に任せてしまう方が、いいかもしれませんね。