記念品とマナーについて


Posted on 2023年6月17日 by makeadifferenceforkids

入学や卒業祝い、結婚、出産祝い、新築祝い、お中元お歳暮、お葬式など、私たちは人生の節目で記念品を贈る習慣があります。
しかしこれらの習慣には、のしの書き方やお祝い袋の選び方など、マナーを知っておく必要があります。

記念品を贈るマナー・のし

のしとは慶事などのご祝儀の際に、記念品に添えるものです。
商品を購入したお店で、サービスの一環としてのしを付けてもらう事が可能です。
のしの表書きは、慶事の際には濃い墨で、弔時の時には薄い墨で記入します。

連名の場合は右から左に書き、書く順番は年長者からになります。
のしの背面の折り返し部分は、慶事の時には下の折り返し部分が外側に上を向くように、弔事の場合はその逆になるので注意しましょう。

記念品を贈るマナー・お祝い袋

記念品を贈る際にお祝い袋の水引の意味を理解しておく必要があります。
水引きとは慶弔時の封筒につける飾り紐の事で結び方や色、本数などが変わります。

慶事の場合は赤白、金銀、赤金のものを、弔事の場合は白黒、黄白、青白、銀、黒を選びます。
紐の結び方は、「結び切り」は、ほどけないように固く結ばれています。
そのため人生で繰り返さない事を望む時、結婚や弔事、病気見舞いなどで使用されます。

「蝶結び」は、何度も結びなおしが出来、人生で何度でも訪れて欲しい事を意味しています。
出産や入学、昇進、新築、御礼などで使用されます。
紐の数は結婚式では10本となり、それ以外は慶事では奇数、弔事では偶数となっています。
せっかくのお祝い事の記念品も、間違ったのしや水引きで贈ると、失礼にあたるため、必ず事前に確認し、マナーに沿って贈りましょう。
また自分が記念品をもらう立場になる事もあるでしょう。
その際には返礼品が必要になるケースもあるため、知識として知っておきましょう。

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